観賞魚(熱帯魚など)の市場規模の内訳(生体3割、器具7割)

1つ前の記事にて、観賞魚の市場規模やアクアリウム人口について書きましたが、今回は「市場規模の内訳」についてです。

今回のデータは最新のデータではありませんが、観賞魚の市場規模の内訳は今と10年前でもそこまで大差はないと思いますので、いろいろと参考にしてもらって良いかと思います。

それでは、早速。

観賞魚の市場規模の内訳(1996年〜2002年の平均データ)

こちらが、今回の全てのデータとなります(1)。細かい部分については飛ばして、分かりやすい部分だけピックアップしていきます。

単位は億円 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 平均 割合
熱帯魚 240 192 160 140 118 116 108 153 17%
金 魚 60 60 60 60 58 52 56 58 6%
錦 鯉 55 50 50 50 48 48 48 50 6%
水 草 45 38 35 30 26 24 23 32 3%
生体売上合計 400 340 305 280 250 240 235 293 32%
水 槽 400 320 290 270 249 234 225 284 31%
フード 160 133 120 115 111 107 103 121 13%
その他 290 232 210 195 180 169 162 205 23%
器具売上合計 850 685 620 580 540 510 490 611 68%

 

年別売上内訳

横軸で見ると、帯魚水草は年々右下がりに推移するのに対して、金魚錦鯉の安定感には驚きます。(金魚の町に住む自分としてもちょっと誇りに思うくらい笑)

上のグラフには載せていませんが、最近のアクアリウムブーム(ボトルアクアリウム・アートアクアリウム)によって、熱帯魚と水草は1996年くらいまで市場規模が復活していると思います。

市場規模の内訳は大きく生体32%、器具68%です。

生体と器具の売上

一番お金がかかるのは魚(生体)かと思いきや、器具の方が倍以上、お金がかかります。

ちなみに犬やネコの場合、生涯にかかる費用は約300万円で、その内訳は購入費用15万円で残りの285万円は飼育費でかかるそうなので(2)、犬・猫に比べると生体への割合は観賞魚の場合、だいぶ少なく感じますね。

また、有名なADA(アクアデザインアマノ)が生体(魚)の販売をしないで水槽や照明などの器具の販売に力を入れているのも頷けますね。(もちろん、生体の販売はリスクが大きく、規模を拡大しにくいなどの戦略的な部分も大きいと思いますが)

熱帯魚17%、金魚6%、錦鯉6%、水草3%….

熱帯魚、にしきごい...

続いて、生体と器具の細かい内訳です。。

生体(32%):熱帯魚17%、金魚6%、錦鯉6%、水草3%

やはり、生体の中では熱帯魚17%で一番大きな割合を占めています。次に金魚と錦鯉ときて、水草の3%については、そんなに高い水草を知らないので以外と大きいと感じました。(熱帯魚だとダイヤモンドポルカ稚魚で10万円などの高級魚もいるため)

さらに熱帯魚の内訳(テトラ・ポリプテルス・プレコ・コリドラス・エンゼルフィッシュ・ディスカス・アロワナ)などについては、Charmさんなどの大手ECサイトに聞かないとわからなさそうです。切実に内訳が知りたいです><

器具(68%):水槽31%、フード13%、その他23%

水槽だけで31%と生体と同じくらいの割合を占めています。次にフード13%で、その他が23%。

その他の内訳ですが、「フィルター、照明、土・砂」といった順番で入ってきてると思います。

このあたりの詳細の内訳もECサイトなどに聞かないとわからなさそうですね。

水槽管理には680億円の市場規模がある

器具の68%は、僕の中では「水槽管理費用」だと思っています。

水槽を維持するために水槽・フードが必要であり、その他の項目もおそらく水槽管理のための費用だと思います。

(生体も、ネイチャーアクアリウムを維持するために必要なモノと考えると100%が水槽管理費用と考えていいかもですが・・・)

そして、前回の記事で2015年の観賞魚の市場規模は約1,000億円と算出しましたので、

「1,000億円 * 68% = 680億円」となります。(正確ではないですが、そんなに大きなズレもないと思います。)

まとめ

  • 市場規模の内訳は大きく生体32%、器具68%
  • 生体(32%):熱帯魚17%、金魚6%、錦鯉6%、水草3%
  • 器具(68%):水槽31%、フード13%、その他23%
  • 水槽管理の市場規模は680億円?!

編集後記

前回の市場規模の記事と合わせて、だいぶアクアリウムの市場について分かってきましたので、市場規模についての記事はこれで最後になると思います。

いろいろと分かったので調査して良かったです。

出典元

 

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